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|| INTERVIEW ||

 矢島舞依 2nd ミニアルバム 『BLOODTHIRSTY』リリース!

ーーいよいよこの3月から2nd mini album「BLOODTHIRSTY」を引き下げて、仙台(3/4)を皮切りに5/13(土)開催、渋谷Club asiaワンマンLIVEまでのロングツアーが始まりますね。
矢島:去年の1st mini album「The Un-Dead」発売の時に東名阪を回るというのがツアーという形では初めてで、今回、新たに仙台や地元の京都など行ったことのないところに行けるので楽しみで一杯です。
 
ーーこのツアーで矢島さんが楽しみにしているところは?
矢島:初めてLIVEを観る方もいるでしょうし、東京以外でどれだけ自分のステージが出来るかっていうのと、お客さんの反応の違い・・・大阪と名古屋でもちょっと違うな、っていうのがあったので、他ではどうだろう?・・・と新しい発見があればいいなと。
ライブ以外では仙台だったら絶対牛タン食べる!とか(笑)
 
ーー「このツアーで初めて矢島舞依を見る!」という方も多いと思います。
矢島さん自身が初めてメタル、ラウドミュージックを見に行かれたのはどんなバンドだったんでしょうか?
矢島:the GazettEですね。
激しい楽曲に惹かれました。そこからDir en grayとかの激しいバンドを好んで聴くようになりました。
 
ーーDや摩天楼オペラもその流れで。 
矢島:そうですね。摩天楼オペラは、album「Justice」が好きでカッコいいなと。Dはthe GazettEと同じぐらいに聴き始めて、調べると○○メタルと出てくるんですけど、またちょっとメタラーの方の印象は違う感じなんですかね?
 

ーー私が聴いてもクラシカルで、そしてXaいです(笑)。

矢島:最近よく聞きます、その単語(笑)
 
ーーライブ活動がメタルとの対バン、バンド形式となる前からもラウドな音楽を聞いていたんですね。
矢島:アニソンがもともと好きだったんですけど、その中でもロック系が好きで。
今だったらナノさんとかMy First StoryとかFear, and Loathing in Las Vegasとか・・・TK from 凛として時雨 とか、激しい音楽をアニメに使うことが増えてると思うんですけど、そういう激しいアニソンはよく聴いてますね。
あと、先日セッションでAmarantheを歌わせて頂いてからすっごい好きになって、CD買って良く聴いてるんです。
 
ーーライブを観に行くときはどんな感じに過ごされるんですか?
矢島:バンドさんにもよるんですけど、大体真ん中ぐらいで観てます。
最前狙っていくぞ!っていう感じではなく(笑)
横というよりは真ん中、熱気を感じつつ、お客さんもライブも見ながら、常に程よく参加できる位置にいますね。 
 
ーーご自身のライブの話に戻りまして、2ndミニアルバムからの「SHOUT」で矢島さんがサークルを煽り、しもべ(矢島舞依ファン)の皆さまが回るのが浸透してきています。
矢島:最近回っていただいてますね。とても嬉しいです(笑)
この間のLIVE(2/4 新宿Reny)では曲の中でスタートと間奏の2度起きていて、どのタイミングで回ってもらおうとか、どうしたらいいのかなと思う所もあるんですけど、お客さんと一体感のあるライブをもっと快く作っていけるといいなと。
自分がライブに行ってて、そういうの見てるだけで高まるんですよ。
ステージ見てて楽しくて、もちろん曲聴いても高まるし、お客さんの熱気を感じて、さらに自分も高まっていく、そういう感じを作っていけたらいいなと思っています。
 
ーー初めてサークルが起きた時(12/30 表参道GROUND)、矢島さんがそれを見て「最高」って
仰ってたのは高まりましたね。
矢島:ありがとうございます、思わず口から(笑)
 
 
ーー「Incest Taboo」はメロディアスなミドルチューンになっていますね。
矢島:「有罪」とか、ミドルテンポの曲は、激しい曲との対比でもう一つの大切な部分とい
うか。激しいだけじゃなくて、じっくり聴けるようなナンバーが欲しいと思って。
今回は私自身がシャッフルテンポや、歌謡曲っぽい歌い方が好きというのもあって、合うんじゃないかな?って思ってこの曲が出来ました。
 
ーー個人的には、矢島さんの曲の中でも一番歌詞が入ってくる曲です。
矢島:ありがとうございます!そうなるといいな、と思って歌詞を書いた部分もあります。
メロディーがキャッチーな曲なので、言葉がちゃんと届くような・・・
特にサビは切なく感情に訴えかけられるフレーズを入れられたらいいなと思って。
タイトルには「Incest」(親族同士の恋愛関係)と直接的な表現を使っているんですけど、片思いだったりとか、叶わない恋をしている人たちにも共感できるフレーズになるように。
生生しい部分はあまり出さず、ちょっと匂わせて(笑)、深い愛情や純粋な人を愛する気持ちを背景に詰めて送った感じです。
 
ーー「造り笑顔と嘘偽りのカモフラージュ」は「必要悪サバト」(1stミニアルバム)と同様に、新本和正さんが作曲で三宅英明さんが編曲の組み合わせですね。
矢島:作曲者と編曲者が別だったので、メロディのデモ段階だけ聴いてたんですけど、そこに三宅さんのアレンジが加わって最初に聴いたときに、イントロからニヤッとなって。「うわっコレカッコいい・・・」ってなった記憶があります(笑)
タイトルはとっかかり、引っかかって覚えてもらいたいので全部英語にはしないようにしました。
英語だとちゃんと単語を読んで、変換して理解しないとわかりにくかったりするので、 「造り笑顔」「嘘偽り」とあるとイメージがCDの後ろを見てパっとわかるかなと思いました。
結構タイトルはこだわって作りたいと思っていて、最初にインパクトのあるフレーズでつけたいな、というのはありますね。
 
ーー矢島さんの歌詞の中には「きっと私たちは天国に行けない」(Incest Taboo)や、「さあ禁忌を犯しましょう」(覚醒JINX-1stミニアルバムより)と、『タブー』を意識したフレーズが入ってくることがありますね。
矢島:生きてると何かしらセーブしなければいけない部分、大人にならなければいけない部分もありますし、激しい音楽やライブで気持ちだけでも発散できると・・・
そこで解放できるといいんじゃないかな、っていうのは考えていて。
 
ーーそれは自分が激しい音楽に触れてそう思ったのですか?
矢島:そうですね・・・歌詞とかも暗い世界があって、テーマを「闇」や「病み」とかにして歌っているのを聴いて結構衝撃を受けたりしたので、惹かれちゃったりする部分があるんでしょうね。
楽曲をチームで作って、自分で作詞をするときに何を届けたいんだろう私は?とか。歌詞を書くのにただ世界観のある言葉を選んで、物語みたいに書いても、それってやっぱり聴くと伝わるし、それだけじゃ薄っぺらいなと・・・
ちゃんとメッセージ性のある物を届けたいと凄く思って。
その時一番考えたのが、自分が音楽を聴いたときに、生きてて辛いなと感じることや、暗い感情を自分が抱えてたりとか、嫌だなって思うような出来事があったりした時に音楽から凄く力をもらっていて。
ただ励ますような曲じゃなくて、辛くてもいいよとか、私は俺はこんなに辛いんだという曲に共感したり、私だけじゃないんだと思ってちょっと救われたり。
そういう世界観に浸れる時間が楽しかったり・・・っていうのがあったりしたので、辛いな、病んじゃうな、という人にも共感してもらえたり、自分だけじゃないんだって分かってもらえたりしたらいいな、と。
暗いからもっと沈んじゃうんじゃないの?辛いときに聴きたく無くない? って思うんですけど、何か救われるとこがあってスカッとするし、
そういうのをライブで聴いて一緒に叫んだりウォーってなったりすると、心の安定剤になるような部分があるのがとてもいいなと思って・・・
そういう世界を作れたらいいな、と思います。
 
ーー先日のライブ(2/4 新宿Reny)で仰っていましたが、「今本当に自分の好きな音楽を出来ている」という言葉につながっていると。
矢島:ただ自分が好きなものをやってるというだけじゃなくて、チームで多くの人が関わってくれて出来た矢島舞依という音楽が本当に自分の好きな音楽で、それが今一番幸せだなと。
  
ーーこの「BLOODTHIRSTY」ツアーで、丁度バンド形式にして約一年というところも踏まえ、ここを見てほしい、伝えたいところは?
矢島:今の矢島舞依としもべバンドの一体感とかを見てもらいたいな、と思います。
今回からはツインギターになっているので、
そこの音の重みだったりギターのバトル感など。
最初にやったのが12月のワンマンだったんですけど、
こんなに違うのか!っていうくらいバランスが変わったので。
 
ーーしもべバンドの一体感も増して来ましたね。
矢島:ありがとうございます!結成してから約1年、少しずつ一体感が生まれてきていると思います。これから始まるツアーを通して、矢島舞依というバンドを更に高めていきたいと思っています。
 
ーー「造り笑顔と嘘偽りのカモフラージュ」と「理想郷〜ユートピア〜」はライブで披露
されていないので(取材日当日)、その楽しみもありますね。
矢島:いつ公開になるのか、見逃さないように来ていただけると。(笑)
あの曲やるけどこの曲やらない、とか出てきますし、組み合わせもありますので。
同じライブはやっても楽しくないし、見ても楽しくない。
ライブって生き物だと思うのでその日その日の楽しめるライブを作っていければと思っています。


インタビュア:DJ KOBAS

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