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|| COLUMN ||

【第17回】ドクターマーチンの話

こんにちは、Kazです。
すっかり暑い日も続いて、先月までの寒さ、涼しさが嘘のような夏日も増えてきました。
夏は好きですが暑いのは苦手です。フヒー。
 
 
さて、今回もライブ機材の話です。
機材と言っても、楽器ではなく今回は靴のお話。
靴とライブとどんな関係があるのかと不思議に思われるかも知れませんが、我々ステージに立つ人間にとって、靴はとても大事。
昔、ある人から「ステージングを見直すなら靴から見直せ」と言われたことがあります。
関係なくね?と思いましたが、今の靴にしてから自分の中で劇的に変わったので真理っぽいです。
 
そんな僕的ビフォーアフターな靴の話です。
 
僕が公私共に愛用するのは、イギリスのブランド「Dr..Martens」です。
8ホールブーツ、3ホールシューズは一般的にも人気がありますね。
 
歴史とか詳しく書きたいのですが、要点だけまとめます。
 
昔々、とあるドイツにクラウス・マーチン先生というお医者様がいました。
バイクで事故って足痛いのに、さらにスキーで転んでもっと足痛いファンキーなマーチン先生は、とっても足が痛かったので、足に優しい靴があったらいいのにと思っていました。
第二次世界大戦が終わり、街に軍属だった医者が溢れ、仕事がないマーチン先生は足に優しい靴を作ろうと考えました。
 その後、タイヤとか使って空気を充満させた靴底が超エアーなことを発見。
その特許を持ってイギリスの靴職人一族とコラボして生まれたのが、今のドクターマーチン。
今でこそハイテクスニーカー等でもお馴染みのエアークッションソールは、なんとマーチンが世界初なんですね。
 
最初は近所のおばちゃんに大人気!
警察や郵便局の人も大絶賛!
その後、労働者の社会運動時にみんなが履いたので、労働者のアイコンに!
ギャングチームが履いたので、反社会的なイメージに!
THE WHOのピート・タウンゼントさんが履いたので、ロックのアイコンに!
パンクスのライブのお供に!
学生に人気で若者のアイコンに!
Vorchaos!
とその活躍の場を広げ、日本でも根強い人気があります。
時代に寄り添いつつ、常に音楽やカルチャーの象徴であり続ける恐るべき存在。
それがマーチン。
 
ちなみに僕は、8ホールとウイングチップシューズがお気に入り。
いくつか持ってますが、見た目もイケとるし、疲れないし。
何より、ライブで動き回るのにベストなんです。
飛んだり走ったりしても足痛くならないし。
これにしてから、パフォーマンスに対していい評価が増えたので、やっぱ変わるんだろうな、という感じです。
 
 
衣装として愛用してるのは、HARLOWというアイテム。
セカンドアルバム「Singularity」(2015年7月発売)を完成させた時に、自分へのご褒美と、これからの気合いということで買った奴です。
今のアー写で履いてるのがそうです。
 
通常マーチンに使われる革は、鞣した後に樹脂コーティングされた、ガラスレザーと呼ばれる素材です。
対して僕のは、素材がナッパレザー+ワークブーツっぽいアレンジ。
鞣した後、着色してそのまま組まれているので、見た目の質感が大分違います。
柔らかいので足が痛くならないし、脱ぎ履きも普通のより楽。
そんで通常は黄色いステッチが靴の周りを一周しているのですが、僕のは白。
なんか普通のと違う物を選んでしまうのは性分なんでしょうね・・。
2013年限定モデルですが、再販ではない今回一発だけのモデルとのことで予備で新品ストックしてあります。
どんだけ~(古)。
 
問題はスタンダートなマーチンよりも雨に弱いぐらいな感じですが、昨年の台風一過の山中で出演した、気仙沼のSAME ROCK FES.では、ぬかるみの中で泥だらけになりながらも余裕の耐久性。
さらに靴の中に水が入らない防水性、感動!
ただ外側は水浸し&泥だらけで、その後のメンテはさすがにめっちゃ大変でしたけど。
 
思い入れもあるし、気に入り過ぎて、この靴を長持ちさせる為に靴のケアというのをかなり勉強しました。
ギターや靴に限らずですが、愛用品を手入れして長く使うということを、本当の意味で教えてくれたのはコイツな気がします。
自分が綺麗な靴を履きたい、というよりも好きな靴だから綺麗にしてあげたい。
という感覚で、もはや革製品の手入れや靴磨きが趣味の領域に達しそうな気配。
 
 
学生の時の憧れをこじらせ過ぎて、未だに愛してやまないドクターマーチン。
これからも僕のステージパフォーマンスを、文字通り足元から支え続けてくれることでしょう。
 
 
機能としての靴とファッションやカルチャーとしての靴。
今回は音楽と靴の意外な関係性についてお話ししてみました。
 
と、今回はここまで、また次回お会いしましょう!
 

 
 


Vorchaos Official Website
KING RECORDS Official Website


 
Vorchaos メジャー・デビュー・アルバム発売記念ツアー
“Vorchaos 2017” 
 
2月24日(金)渋谷CYCLONE(One-Man)←Thnk you SOLD OUT!
3月 4日(土)新栄RAD SEVEN
3月18日(土)京都MOJO 
3月19日(日)鈴鹿SOUND STAGE 
4月12日(水)千葉LOOK(SEX CALIVER TOUR )
4月15日(土)倉敷Cookie Jar
4月16日(日)岡山 ペパーランド
4月23日(日)川崎セルビアンナイト (主催3マン)
5月12日(金)盛岡 the five morioka
5月13日(土)八戸ROXX 
5月14日(日)青森Quarter
5月19日(金)初台DOORS
6月17日(土)心斎橋JUZA
6月30日(金)原宿ASTRO HALL(TOUR FINAL/One-Man)
 
公演詳細はオフィシャルサイトをご覧下さい。
www.vorchaos.com
 

■プロフィール
【Kaz】Vorchaos(ヴォルケイオス)のギターリスト。主に作曲とアレンジ、コンポーザー的役割を担当。2016年よりDEAN GUITARSのオフィシャルアーティストとなる。
 
【Vorchaos】2017年2月8日にキングレコード/NEXUSレーベルよりメジャーデビュー。メタル、ラウドロックをベースとし、無限の可能性を追求。重さと鋭さを併せ持つ攻撃的なサウンドに、事象の持つ二面性や人間の持つ感情の渦を表現した歌詞を伴い、独自のスタイルを構築している。