ロック/ラウド/メタル・WEBマガジン
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|| COLUMN ||

【第7回】ラウドロックというものについて

こんにちは、毎度お馴染みVorchaosのKazです。
すっかり夏らしい日が続いております。
日本は四季がはっきりしていて今の時期しか出来ない事、楽しめない事も沢山ありますね。そう言った時間を楽しみつつ、皆様良い夏をお過ごし下さいませ!
 
・ ・危ない、終わる所だった・・。
 
 
さて、音楽のジャンルは色々ありますが、昨今では細分化されております。
メタルだけでもヘビーメタル、パワーメタル、メロディックスピードメタル、メロディックデスメタル、シンフォニックメタル、メタルコア、等々と大量にあります。
それぞれはまたいずれ解説しますが、Vorchaosのいうラウドロックってどんなジャンルなの?という声もよく聞きますので、今回はこれを説明してみようかと思います。
 
まず前提として、ジャンルとは、カテゴリー分けしてあると目当てのバンドを理解しやすい、という利点がありますが、身も蓋もない事を言ってしまうと
【CD屋さんが陳列するのに分かりやすいから】。
 
余談ですがWovenwarのCDを買いに行って、メタルコーナーをいくら探してもない。これは品切れかと思いつつラウドコーナーを覗いたらありました。
メタルコーナーに燦然と輝くメタルコアの雄、As I Lay Dyingのメンバーによる新バンドだからメタルコーナーだべよ!と思い込んでいたんですね。
サウンドは確かにラウドロックでした。
 
さて、ここでラウドロックとは。
 
前提として和製英語である事、ヘビーメタル、ハードロックの発展系である事。
違いとしては、ボーカルはデスボイスやハイトーン一辺倒ではなく、中—高音域のクリーンなメロ、シャウトや適度なスクリーモが特徴です。バンドはリフ押しで、ソロなどテクニカルな要素もあり、そこにサンプラーやDJがいたり、リズムが細かくシンコペーションし、かつ跳ねていたりしたらラウドロック。
 
ヘビーロックにラップを入れたミクスチャーとは似ていますが、ちょっと違います。
 
ちなみにシンコペーションという概念について、やり方は簡単。
まずはビールを買います。カルパスを買います。
ビールを片手に持ち、カルパスで叩きます。
通常が、カンカンカンカンカンだとしたら、カンカンカンカカッカン。
ポイントはカカッカンです。
これによりリズムの変化を付けていきます。
そしてそのビールを横から噛み付いて飲み干したらヘビーメタル。
ドラムがドッドタッドドッタッとかいってたら大体ラウドロック。
簡単だろ?
 
代表的なバンドはSlipknot、Linkin Park、Wovenwar。
 
 
Vorchaosに話を戻しますと、
表題曲「Singularity」、メロ、リフ、ギターソロ、そしてサビの少し跳ねた16分音符が聞こえてくるドラム。
上記に完璧当てはまるのでラウドロックと名乗れるのです。
 
ちなみにラウドロックを名乗る理由は、サウンド面もそうですが、ロックの魂的な要素、ラウドなバンドでありたいという事、そして元になっているのはメタル&ハードロックなんだぜ、という面ですごくしっくりくる、という側面もあります。
ラウドロック、浸透したらいいなぁ。
 
ジャンルも沢山ありますが、それぞれ深く掘り下げて行くのも楽しいものですよね。
 
と、今回はここまで。
また次回お会いしましょう!!
 

■プロフィール
【Kaz】Vorchaos(ヴォルケイオス)のギターリスト。主に作曲とアレンジ、コンポーザー的役割を担当。2016年よりDEAN GUITARSのオフィシャルアーティストとなる。
 
【Vorchaos】2017年2月8日にキングレコード/NEXUSレーベルよりメジャーデビュー。メタル、ラウドロックをベースとし、無限の可能性を追求。重さと鋭さを併せ持つ攻撃的なサウンドに、事象の持つ二面性や人間の持つ感情の渦を表現した歌詞を伴い、独自のスタイルを構築している。