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|| COLUMN ||

【第5回】久しぶりにCDを買うとこういう事になる。

こんにちは。毎度お馴染み、VorchaosのKazです。
 
先月より、SANTANAの新譜、「SANTANA Ⅳ」のリリースに合わせて僕のSANTANA熱が再発しております。
 
何てったって1970年の黄金時代のメンバーの再集結ですからね!
第一回で紹介した僕のヒーローSANTANAの大名盤、「SANTANA Ⅲ」が1971年なので数字シリーズの続編は実に45年ぶりなわけです。
 
しかもリードボーカルだったグレッグ・ローリー(ex.Journey)も、当時弱冠17歳で加入したニール・ショーン(現Journey)もきっちり参加。というか、SANTANAから脱退したグレッグ・ローリーとニール・ショーンが作ったのがJourneyだからね!
 
コラムの掲載先がNLMDX、ノンリニア・メタル・ダイナミクス!
なのにメタル関係ねぇだろ!と突っ込みたい方もいるかもしれないが、ジャーニーがいるので勘弁しろください!
 
もうね、CD買った時から家に帰るまでのワクワク感が、学生時代のそれな訳ですよ。家に帰って丁寧に袋を開けてブックレットを広げるんですよ。んで歌詞カードの印刷物の新しい匂いとかにフガフガしながらCDセットするじゃん。そして部屋のベストポジションに鎮座するんだ。鎮座するポシション、略して鎮ポジ。
 
 
ん? 別に変なこと言ってないですよ。
 
 
そうして再生された1曲目【Yambu】はどことなくニューオリンズの怪しい気配も漂わせながら、アンデス高原らへんを彷彿とさせる南米のメロディーと合わせて始まりを予感させてくれます。
楽曲が終わりに近づくと挿入されるギターはJourneyのソレ。ニール・ショーン先輩さすが、わかりやすいっす。
 
そして続く2曲目は【Shake It】
ドラムとパーカッションの絶妙な絡みから入る、ロック色の強いセッション風のナンバー。
 
程よく歪んだギターの煽り、静かながら緊張感は最高潮。力強いボーカルから唐突に入るオルガンの音色は往年のグレッグ・ローリー。そしてサビでの特徴的な声色も往年のSANTANAハーモニー。全編に入る往年のマイケル・カラベロのパーカッション。往年のマイケル・シュリーヴのドラムス。サンタナのギターは・・往年ではないな(笑)。最新サンタナだ。
 
個人的にはこの曲が一押し!!
 
 
続く【Anywhere You Want To Go】はシングルカットされるようです。キャッチーだしいい曲だと思うのですけれど、薄味なのでファンとしては少々物足りない、というか2曲目のインパクトが強すぎた。でもいい曲には違いない。
 
このプロジェクトの本質を知るなら、シングルとかダウンロードではなくアルバムを買って全部聞くに限ります。真のアーティスト。時代の流れは置いておいて、ミュージシャンとしては、そうでありたいものです。
 
 
曲紹介をすると果てしなく長くなるので、とりあえずギタリスト的にはあと一つ、インスト曲【YOU&I】を押しておきます。
ギターの世界観に圧倒されてからの【Comes As You Are】のハッピーな流れは最高です。よだれでる。フヒヒ。
 
 
SANTANA自体はずっと作品はリリースしていました。
でもあくまでギタリストとしての活動が多かったんです。
特に近年はコラボしたアーティストとのアルバムが主体でした。
 
それはそれで素晴らしいのですが、しかし!あの伝説と言われた時代のメンバーでずっとラテンロックという音楽活動をしていたら、今はどんな音を聞かせてくれるのだろう?
 
そんな妄想を、現実のものにしてくれた今回のプロジェクトには、本当に感謝です。生きててよかった!現代のサウンドで蘇ったSANTANAは、モダンな音で往年のフィーリングはそのままに、素晴らしい世界を届けてくれました。最高の作品をありがとう!!
 
 
そんなこんなで、アルバムレビューだけでもあれなので、ハードウエアの話。
 
このアルバムの国内盤はSony Musicからの発売ですが、国内盤のみ高品質のBlu-spec CD2仕様。
 
以下Sony Music公式ページより。
 
「Blu-spec CD2」は、Blu-Ray Discの手法を踏襲した上で、原盤の材料を従来のガラスから、半導体製造用のシリコンウエハーに変更。カッティングマシン本体もBlu-ray Disc用とし、トラックピッチは約20倍、レーザーの照射位置精度は10倍に向上。また、感光剤も金属酸化物の熱記録方式に改めて記録精度を上げたことにより、ジッター値を1/2に低減した。
 
 
僕は文系か理系かと言われたら体育会系なので、ちょっとよくわかりませんが、CD製作時の音の劣化を最小限にしてマスターテープに近付ける、というアプローチみたいです。
 
せっかくなので「SANTANA Ⅳ」を聴き比べ。
 
輸入盤に比べて国内盤は音それぞれが聞きやすく、それにより奥行きがあるように感じます。音がいいというよりは、それぞれの音像がはっきりしたような印象です。
 
結果、迫力と、より曲に入り込みやすくなるので「いい音色だろう」となり「これはいいものだ」byガンダムのあの人 
 
という感想でした。
 
 
なんで輸入盤と国内盤を聴き比べられたかって??
 
 
両方買ったからだよ!!大満足!!!
 
 
そんな感じで今回はここまで。また次回お会いしましょう!
 

■プロフィール
【Kaz】Vorchaos(ヴォルケイオス)のギターリスト。主に作曲とアレンジ、コンポーザー的役割を担当。2016年よりDEAN GUITARSのオフィシャルアーティストとなる。
 
【Vorchaos】2017年2月8日にキングレコード/NEXUSレーベルよりメジャーデビュー。メタル、ラウドロックをベースとし、無限の可能性を追求。重さと鋭さを併せ持つ攻撃的なサウンドに、事象の持つ二面性や人間の持つ感情の渦を表現した歌詞を伴い、独自のスタイルを構築している。